アルミ複合板とアクリル板の違いは?素材や特徴について解説!

公開日:2023/07/15  最終更新日:2023/06/01


看板は、企業のブランドイメージや情報を発信するうえで重要な広告ツールの1つです。看板に使われる素材も多岐にわたるため、特徴を理解した上で選定をする必要があります。本記事では、看板に使われるアルミ複合版とアクリル板違いについて解説していきます。現在の看板の見直しを検討されている際に、ご参考にしていただければ幸甚です。

アルミ複合板(アルポリ)の特徴

アルミ複合板は、看板製作において、最も多く使われる素材です。複合板という名前の通り、アルミの板で樹脂を挟んでいることが特徴です。市場で出回っているだけにメリットも多いため、その特徴について詳細を説明していきます。

購入や維持費が安価で済む

アルミ複合板は大量生産が容易であることから、他の素材と比較しても安価で購入することが可能です。また、素材自体が軽量であることから取り扱いが容易で、輸送品など面においても他の素材より価格を抑えることができます。条件によっても異なりますが、アクリル板と比較すると半分以下の価格で購入できるため、コスト面では大きなメリットがあると言えます。

耐久性に優れる

アルミ複合板は素材の性質上、耐久性が極めて高いです。耐水性や耐熱性に優れ、衝撃にも強いため変形などが生じにくいです。また、湿気や日光などの天候の影響も受けにくく、野外に放置していても問題がないことが大きな特徴です。しかし、変形に強いという性質上、万が一へこみなどの変形が生じた場合、修復が困難というデメリットも存在するため注意が必要です。

屋外の展示に最適

アルミ複合板の主な用途として、天候の影響を受けにくいことから、壁面やビル屋上の大型看板など屋外での使用に最適です。また、湿気にも強いため温泉施設など湿度の高い場所での使用にも適しています。外的要因による素材の変形や変化を懸念されている場合は、アルミ複合板は有効な選択になるでしょう。

アクリル板の特徴

アクリル板は、アクリル樹脂を素材として作られる板のことです。最も大きな特徴は、光を通す性質である透過性がガラスよりも高いことです。アクリル板には押し出し板とキャスト板の2種類があり、前者は粘度上の樹脂を押し出して成形するもので、後者は原材料を板の間に注入して硬化させる手法です。アクリル板の主な特徴は下記の通りです。

透過性が高く内照式の看板でキレイに見せることができる

アクリル板の最も大きな特徴はその透過性にあります。透過性とは、光などの物質の通り抜けやすさを表す性質であり、透過性が高いほど裏側から光を当てた時により明るく見えます。この特徴から、外側から照明を使って照らす外照式よりも、看板の内側から照明で照らす内照式が採用されることが多いのが現状です。

内照式を採用した看板の特徴は、外から見たときに看板全体が鮮明に見えることです。外側から照明で照らす外照式では見え方にムラが生じますが、内照式では内側から照らすことで看板の文字や絵をまんべんなく照らしているため、どの角度から見ても内容がはっきりとわかるほど鮮明に映し出されます。

加工性に優れデザイン性を高めることができる

アクリル板は加工が容易であり、カットや変形、貼り合わせなどの加工がしやすい素材です。そのため、例えば店舗の看板などを目立たせるために奥行きのあるデザインに加工することで、より立体的なデザイン性のある看板を作ることができます。店舗のイメージをよりおしゃれに見せたい場合に、アクリル板の加工性が有効となるでしょう。

維持費が高くなる傾向にある

アクリル板を使った看板は、内照式を使うことが主ですが、内照式の看板は維持費が高くなりことがデメリットの1つです。内照式は照明が内部にあるため、メンテナンスの際は看板のパネルを細かく分解して内部を見る必要があります。さらに、内部の照明の確認も必要となることからそのメンテナンスも外照式と比べて大がかりとなります。よって、他の素材と比較しても維持費が高くなる傾向にあるのです。

どちらの素材を使用すればいいの?

アルミ複合板とアクリル板の比較をしましたが、どちらの素材がすぐれているでしょうか。結論から言うと、用途によって使い分けが必要になります。看板を屋外に設置する場合、対候性に優れるアルミ複合板を用いて、日光や湿気の影響を回避することが最適です。

屋内などに使用し、かつデザイン性を重視される場合は、アクリル板の加工性の高さと透過性を活かしたデザイン性に富んだ看板製作が有効になります。また、企業活動においては看板製作のためのコストも検討材料1つになるため、コストを極力抑えたい場合はアルミ複合板を選択することが望ましいでしょう。

まとめ

本記事では、看板製作に用いられるアルミ複合板とアクリル板の違いについて解説しました。いずれの素材にも異なる特徴があり、用途によって使用すべき素材も異なります。現状使用している看板を改善して、企業の宣伝を効果的に行いたい場合に、素材から選定を考え直してみることで解決策が見えてくるかもしれません。本記事が企業広告における看板選びの一助になれば幸いです。

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